2024年4月28日日曜日

28.7度を記録した鹿沼の岩山


2日連続で都岳連プロガイド養成委員会主催のバリエーションスクール実技を行いました

昨日の湘南鷹取山から場所を大きく移して本日は栃木県鹿沼の岩山
鹿沼の岩山は古くからクライミングの防御技術や脱出技術のトレーニング場所として使われていた場所です

宇都宮周辺の岩場・・・すなわち古賀志や鹿沼は上田さんの奥様の実家があるので、上田さんが宇都宮まで往復に使う道を私は勝手に「クライマーの獣道」と名付けて利用しています
40年近く前にこの道を知ってからは高速道路を利用することはほとんどなくなりました
そういえば先月、宝篋山で宮崎さんに再会しました 上田さんや谷川さん、安藤さんにも会いたいな

さて、今回は都岳連の仕事ですから、特別な理由がない限り参加者と交通機関を共有したいと思い、初めて電車で鹿沼へ行きました

鹿沼岩山へ行くには東武新鹿沼駅で降車しますが、最も便利なのは浅草発の東武特急スペーシアのようです 但し、全席指定です 前夜に確認したところ指定席は満席でした
となると各駅停車で行くしかありません
朝、5時44分発の快速電車の始発に乗車すべく幸子さんに四街道駅まで送ってもらい、新鹿沼駅到着は8時52分 途中で日高さんと一緒になりました

途中で連絡が二つありました
一つ目はYさんで東西線人身事故による不通で到着時刻自体が不明というもの
二つ目はMさんで東武特急スペーシアの指定席予約なしで乗車拒否されて1時間の到着遅れ
出発を遅らせることはできないのでお二人には参加不可との連絡を返信しました
そうしたところ、それでも新鹿沼駅まで行きたいというのです Mさんが・・・
一番恐れているのはMさんが私たちを追って岩場に侵入することでした
岩場地帯に入る前にMさんに電話して「岩場地帯に侵入しないでください」ということを告げることにして、9時16分発の古峰神社行きの市営バスに乗車しました

鹿沼西中入口で降車しツルハドラッグで経口補水液などを購入して出発
日吉神社で左折して登山道へ入ったところで、Mさんが追いついてきたのには心底驚きました 新鹿沼駅からタクシーで来たと言います

暑熱順化されていない時期なので熱中症にならないように十分な水分補給と休憩をしながら進んでいきました
フィックスロープ、スタカット、ロワーダウンなどを組み合わせ、最後の猿岩はラペル(懸垂下降) エルキャピタンで使用した70mの9.5mmシングルロープを素直ガイドがシングルでセットしてロープボムしました
最初に私が下降し、続いて日高さんが下降し、参加者の安全管理は素直ガイドと日高さんにお願いしました 最後に素直ガイドがロープを引き抜いて2回に分割して下降しました

ゴルフ場の脇へ下降し、杣道を20分歩いて舗装路にたどりつきました ちょうど良いバスがなかったので新鹿沼駅までは徒歩 途中のコンビニでアイスを買って食べました

帰りは列車の接続よく錦糸町で快速成田エアポートのグリーン車に乗り、帰宅できました
帰宅すると幸子さんの風邪の具合もだいぶ良くなったようでした

■四街道 05:44~■東京 06:56 上野東京ライン  宇都宮行~■栗橋 08:06~08:52■新鹿沼2,723円 ■バス新鹿沼~鹿沼西中入口200円

09:38 ツルハドラッグ
09:45 日吉神社
10:11~43 最初の岩場
13:03 一番岩
13:56~14:42 猿岩懸垂下降
15:03 舗装路
15:22 日吉神社下
15:40~51 ローソン 鹿沼麻苧町店
16:01 新鹿沼駅

 ■新鹿沼16:11 ■南栗橋 ■錦糸町 ■四街道19:43 2,173円






ローマ教皇フランシスコの間違いですね
東武電車の中の一コマ

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