2014年12月7日日曜日

千葉岳連指導員連絡協議会そして国体優勝祝勝会


今日は千葉岳連の指導員連絡協議会の総会

植草さん、盛さん、春日さん、大木さん、岩崎さんなど何十年も代わり映えのしないメンバーが揃った
代わり映えがしないということは私も含めて高齢化が進行したということにほかならない
それにしても、昨年の総会後、一緒に酒を酌み交わした前千葉岳連会長の宇野さんの姿が見えないのはさみしいかぎりだ
今年3月に山岳スキー中に雪崩によって他界したのである

さて、肝心の総会だが少々興味深い展開となった


というのも
Rock&Snowの編集後記で北山真さんが「クライミング王国 千葉」と言うように千葉ではクライミングコンペが盛んだ
実際、県内でワールドカップが行われ、国体では過去6年間で5回の優勝を果たしている
長崎国体でも天皇杯/皇后杯を達成し、今夜はその祝勝会が船橋で行われる

千葉県にクライミングコンペの種を蒔いた私が言うのも変な話だが、これが原因で岳連の弱体化が進行しているという話がでた
クライミングコンペに力を入れても、岳連加盟団体にとっては顕著なメリットが認められず、脱会する山岳会が出始めたという
それも多数の会員を有する大規模団体だ
加盟負担金は会員数に応じた配分になっているから、ハイキングなどを主体とした団体にとっては、負担する金額に見合ったメリットが感じられないというのはもっともな話である

指導委員会を中心として講習会などさまざまな行事を企画してはいるが、なかなか浸透しないともいう

会長の関口さんも頭の痛いところだろう
人材が豊富な都岳連のようにはなかなかいかないけれど、一歩でも近づけるように私もひと肌脱ぐことを約束した

総会後は午後から一般の人たちにも開放している登山講習会が実施された
今日のテーマは読図
なかなか面白い講習会だった



そして国体優勝祝勝会
船橋のイタリアンレストランを貸し切って実施された
梶谷さんや小林さんとの再会も嬉しかったし、佐藤秀有さんの元気なお姿を目にすることができたことも喜びだった
ヨシキスポーツの吉野社長とも話をした 話題になったのは石渡健君のことだったが、これ以上の好青年はいないという認識はかねてから一致していた
その彼がヨシキスポーツのバックアップに対する礼状の中に「賀来さんに影響を受けた」と記述されていることを吉野社長にうかがってとても嬉しかった

さて国体で顕著な成績を残している千葉岳連には国体用の予算が豊富に与えられる
実際、県の教育庁の課長さんが来賓として来ている
課長さんの話によると山岳競技における千葉県の国体成績は他に類を見ないほどのものだという
私が平成元年に北海道はまなす国体の選手として出場した頃のような貧乏選手団とは雲泥の差で、トレーナーとして複数の理学療法士をかかえるほどに恵まれた環境にある
体操や水泳のように選手の若年化が進み中学生や高校生などが相対的に強いという



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