2018年10月21日日曜日

地獄と天国の三ツ峠

天狗の踊り場から見る富士

この土日は都岳連クライミングスクール1の講師として三ツ峠へ行った

河口湖駅集合時間が9時なので、四街道駅の始発電車でも間に合わない
幸子さんに稲毛駅まで送ってもらい5時10分の総武横須賀線快速電車に乗車した
河口湖ではまずまずの天候だったが四季楽園に上がってみると岩場はガスの中で白いベールに包まれていた
二日間に渡る講習で、マルチピッチを体験させるようにリーダーの大西ガイドから指示を受けていた
私が担当した第5班は初日にロープの結び方の確認、マルチピッチのロープシステムの再説明、クライミングムーブなどを一通り説明したあと、岩丸さんにサポートしていただいて繰り返し懸垂下降の訓練を行った そうこうしているうちに雨がぽつぽつ降り始めた

そのうち、それは雹に変わり、テラスやホールドに積もり始めた やがて雹は冷たい雨になってザーザー降りとなった 雨具をアパッチハングの下にデポした私は懸垂下降の開始地点にたたずんでいたから雨具を取りに行くこともできず、まともに冷たい雨に打たれた 岩肌には川のような流れができ、ロープは水を吸って思うように滑らない
雷鳴とあまりにも冷たい雨に危機感を感じて全員でアパッチハングの下に退避 しばらく待ったが雨は一向に衰える気配なく四季楽園に引き上げた
悲惨だったのは天狗の踊り場まで登った班だった 道家さんや篠崎さんたちは懸垂下降中に雹に打たれ、水を吸ったロープは重く四季楽園に戻ってきたのは薄暗くなり始めた頃だった
私たちの体やロープからしたたり落ちる水滴で四季楽園の床はびしょぬれになった
江崎さんや下山さん、鈴木さん達と少しお酒を飲んだが、この日は朝早かったこともあって、少々眠たく21時の消灯後、ぐっすり眠った

そして二日目
つまり今日は一変して快晴の日本晴れ 富士の真っ白な姿を背景にして一般左ルート経由で易しいラインを縫いながら天狗の踊り場まで登った
下降は一部空中を含む懸垂下降で観音ルートの左に着地
みんな懸垂下降に慣れたようで、一つの収穫になったようだ

帰りは有枝さんに河口湖まで送ってもらった
来週日曜日には印西で県民体育大会のリードクライミング競技会があるが、そんな話をしたら県体が野田で行われていたころ習志野市の選手として有枝さんが出場して習志野市が優勝したことがあるということで千葉のクライマーの話が話題になった
有枝さんに河口湖駅で降ろしてもらい駅近くのコンビニでほんの少しお酒を買い、駅へ戻ると16時50分発の特急があるという
荒井さんも永井さんも17時09分の普通列車に乗るとのことだが、家の遠い私は申し訳ないけれど特急に乗車させてもらい家路についた
特急電車の中では受講生のご夫婦と一緒になり楽しい会話をしながら三鷹で別れた
20時10分に四街道駅までたどり着いたが、幸子さんは印西でクライミング中で不在
クライミングギアでずっしりと重いザックを背にして、とぼとぼと歩いて帰宅した

早くも2ピッチ目を登ろうとしている第13班
シルエットは藤江さん


朝の霊峰富士

毎回お世話になる四季楽園
四季楽園を利用する理由には先代の存在がある