1993年ころだったかと思うが日本山岳協会がクライミングコンペに取り組むことを目的としたクライミング委員会というのを作り、東京YCCの森谷さんを委員長として北山さん山崎さん日高さん、そして私などが創立メンバーとなって活動を開始した
活動開始早々、森谷さんの理解を深めるために北川さんの案内でPUMPを訪れたことがある
当時のPUMPは戸田にあった
ボロボロの古い工場建屋を再利用したPUMPは照明も充分ではなく薄暗い
しかしながら熱気にあふれた場内は、まさにクライミング道場といった面持ちだった
その後幾つかのジムが開業したが、その多くは古い倉庫や工場を再利用したもので、多かれ少なかれどれも似たようなものだった
柴田君のミストラルなどは美しいほうだった
きれいな設備、新しい設備の整った近代的なジムの登場である
その後、PUMPはボルダリングジムをおしゃれ路線で展開し、その発展形がPUMP秋葉原店、通称アキパンであろうか
一度アキパンの3階のボルダー壁を見れば、その奇抜さに度肝を抜かれるだろう
スペースボルダーと名づけられたアキパン3階
アキパンには、いつも若い女性客が多く、華やいだ声がジムに響く
商業ベースで成功させるには女性客をどれだけ呼び込めるかのポイントの一つであるファッション化が必要になるかと思われるが、アキパンは成功したのである
江戸川店のリード壁
先月からアキパンから錦糸町にホームジムを切り替えた私は、錦糸町を初めて訪れた時、昔のPUMP戸田に似た雰囲気を感じ取った
もちろんその当時のPUMP戸田とは比べ物にならないほど整った設備の錦糸町だ
それで今日のことだ
錦糸町が定休日だったので江戸川橋店を訪れた
ここは息子が山岳部の仲間たちと時折訪れるジムで私の勤務先からは歩いて3kmほど
錦糸町店のパスが通用する
ここは息子が山岳部の仲間たちと時折訪れるジムで私の勤務先からは歩いて3kmほど
錦糸町店のパスが通用する
来て見てびっくり
大昔のPUMP戸田そっくり
ボロボロの建屋
ひょっとしてトイレも和式かなと想像したがかろうじてウォシュレットだった
つまり錦糸町店も江戸川橋店も昔のDNAを少なからず継承した無骨なクライミングジムなのだ
江戸川店の2階ボルダー壁
江戸川店1階のボルダー壁
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