素直ガイドが考案した「クライミング技術体系」です
10年に渡って日大山岳部の後輩たちを指導育成してきた現ヘッドコーチの素直ガイドですが、指導育成効果を上げる為には最初に全体像を提示する必要があると考えたと言います
- 全体像を知ることによりゴールが見える
- 自分自身の現在地が解る
- ゴールに至るために順序だてて何を学習すればよいのかを理解できる
というのです
大学山岳部4年間の入山日数600日という限られた日数で一人前の登山者に育成しなければならないという取り組みの一つなのでしょう
当然のことながら高度なクライミングムーブを身につけること自体が防御技術の一つです
とはいえ、例えば車の運転でブレーキのかけ方を教えないで、アクセルの踏み方だけを教えるということがナンセンスなように、山に関してもトラブルを起こさない為の技術やトラブルが起こった時の対応技術を知らないで、ただ登ることを修得するだけで良しとするのは不十分だということを自覚してもらいたいというのが「クライミング技術体系」に込められた素直ガイドからのメッセージです
この表はクライミングに特化した内容になっており冬期登山などは含まれていません
ガイドとしての講習会に冬期幕営生活技術などを組み入れているところを見ると素直ガイドの頭の中にはすでにそれらを含めた全体像もあるのでしょう
数日前から日大山岳部の初冬合宿で八方尾根へ入っていた素直ガイドから先ほどもうすぐ帰宅するとの連絡がありました
100ℓの赤いガッシャーで帰宅するのでしょう
0 件のコメント:
コメントを投稿