2024年6月30日日曜日

ぼくのヤマビル研究記「ヒルは木から落ちてこない」


小学生の夏休みに大分の田んぼで蛭にくわれたことがありますが、今回は山にいるヤマビルの話です

登山者としてのヤマビル生息地帯として昔から有名だったのは南アルプス南部でしょう
初めて私がヤマビルに遭遇したのもその山域にある篠井山で1978年でしたが、当時のヤマビル生息地域は限定的で私たちの普段の山登りに考慮することはありませんでした
1973年千葉国体では房総丘陵を舞台として登山競技が行われましたが、その時も特段ヤマビル対策というものはありませんでした
丹沢でもヤマビルは裏丹沢と呼ばれる一部地域に限られており西丹沢にはいないとされていました
そんな西丹沢で私たちがヤマビルにやられ始めたのは10年以上前のことでした

2024年6月29日土曜日

孫を抱っこしてから印西クライミング


長女の家に向かって11時過ぎに出発
信号は三つしかないので所要時間は7分です
生後四か月を過ぎてますます可愛らしさが高まっていく孫です
看護師資格のある長女が右薬指の傷の手当をしてくれました

今日は印西市役所主催のクライミング教室があります
集合時間が17時なので15時半まで孫と一緒に過ごし印西へ向かいました
スタッフを集めて諸注意の説明を行いましたが、ハーネスのバックル解除率は三割を超えていることが岩崎と確認できました

2024年6月27日木曜日

倉上さん杉野さんの話題となった大前傾壁

右薬指の傷が裂けないように人差指、中指の二本指で登りました

昨日、缶詰の缶を資源ごみとして出すために洗っている時に右手薬指の腹をざっくりっと切ってしまいました
かなりの出血があって止血におおわらわ
今朝、5時に素直ガイドは山へ出発しましたが、その段階でもズキズキ痛んで気を揉みました
夕方になって少し痛みも和らいだので、厳重なテーピングをして幸子さんと印西へ向かって出発しました
今日は印西市立体育館大前傾壁の練習会で岩崎たちと登る約束をしているからです

山口さんにビレイしてもらったり、ビレイしたりしながら楽しい時間を過ごしました
当然のことですが倉上慶大氏が話題になりました

2024年6月26日水曜日

倉上慶大 逝く


夕方、リビングでクライミングギアの整理をしていると素直ガイドが三階の部屋からリビングに降りてきて私に告げた
「倉上慶大が死んだ」

夜になって廣川健太郎さんから電話があって
「倉上慶大が死んだ」

クライミングの本質を追求し頂点に達した数少ないクライマーの一人だった倉上慶大

およそ日本で真摯にクライミングを継続しているクライマーで倉上慶大を知らない人はいないと思う

2024年6月25日火曜日

久しぶりに再会した長野県警山岳遭難救助隊の岸本さん


私が責任者になった2022年に都岳連プロガイド養成委員会の事業目的を刷新しました
すなわち

「公益社団法人東京都山岳連盟プロガイド養成委員会の事業目的は「遭難防止/安全登山の啓蒙と普及」にあります 公益法人であることを鑑み、加盟団体会員だけではなく登山者の多くを占める未組織登山者に対しても、「東京都山岳連盟加盟団体の登山経験豊富な人材をガイドとして養成」し、ガイドという接点を通じて「遭難防止/安全登山の啓蒙と普及」を図るための事業を行っています」

この事業目的を達成するために常にアンテナを張っていますが、「遭難の現場で何が起こっているのか?」を知ることのできる情報源の一つとして長野県警のアドバイスは願ってもない貴重なものです

金属系アンカー設置ノウハウを素直ガイドに伝える

岩質と使用目的に応じて選択します

登山の安全管理(防御技術、脱出技術)、数週間を越える冬期登山、ビッグウォールクライミング、バーチカルアイスクライミング、フリークライミング、指導ノウハウ
素直ガイドはこれらすべてのジャンルに渡って私を越えて久しいものがあります
初期の頃の自作のハンガーに始まり平山ハンガーを多用していた時代から数百本のアンカーを設置してきた私が最後に残ったノウハウがルート開拓のアンカー設置でした

昨夜「そろそろ教えてくれよ」とニコニコしながらリクエストがありました
素直ガイドに教えることがまだあったんだと気づいて嬉しくもありさっそく準備を始めました

2024年6月23日日曜日

三斗小屋温泉大黒屋と12回目の井戸沢は雨模様

三斗小屋温泉大黒屋の大風呂

都岳連プロガイド養成委員会で実施しているバリエーションスクール
実技講習9回は13日間に渡って実施されます
一般登山者がバリエーションルートへ第一歩を踏み出すために最低限必要なスキルとは何か? 例えば国土地理院地形図があります 登山地図に記載されていないからこそバリエーションルートと呼ばれているわけですから国土地理院地形図の読図能力が第一歩になります
これらを全て包括した防御技術、脱出技術、進行技術は多岐にわたりますが13日間でとても教えられるはずもありません
本当はこれらのテーマはしっかりした大学山岳部やしっかりした山岳会などに所属して入山日数500日単位で育成される課題のように感じます

そのようなバリエーションスクールですが、この土日は那須井戸沢へ行ってきました

2024年6月20日木曜日

蒸し暑かった印西市立体育館大前傾壁


クライミングの楽しみを今日も満喫しました
いつものメンバーで登る大前傾壁
私も含めて老人力が日々強くなっていますから気を引き締めて対応しなければなりません
いつもながら30分前に幸子さんとアリーナに入ってスタンバイしていました

本日の参加者は9名
ちょどよい人数かもしれません

岩崎の話によると10月19日に佐倉高校の同窓会があるとのこと

2024年6月19日水曜日

孫、ケーキ、戦災孤児


朝から夕食の準備を始めました
生鮮トップマートへ行ってとてもぶ厚い豚ロース肉を仕入れました
それを下ごしらえして硬くならないように注意しながら焼いて、寝かしておいてから長女の孫娘の定期健診へ向かいました
出かけようとしていると素直ガイドが千葉市内のクライミングジムへ出発するところでした
行こうとしているジムは四街道駅から駅四つ目とかなりの距離がありますが、トレーニングの為に自転車で通っています
生後四か月を迎えたばかりの孫も、ようやく寝返りができるようになって可愛らしい盛りを迎えつつあります

2024年6月18日火曜日

雨の日でもクライミングできるのは岩崎のおかげです


今日は朝から雨模様 それもかなり本格的なザーザー降りの雨
印西市立体育館大前傾壁が設置されたのは2010年の千葉国体でした
国体のクライミング施設は屋外の仮設ウォールが標準だったものを屋内のクライミング施設に変更できたのは当時印西市役所の幹部職員だった岩崎の尽力によるものでした

今日の参加者はいつものレディー1名と山口先輩、そして私の合計3名
獨標登高会OBである山口さんと楽しく登りました
印西市立体育館大前傾壁を登るクライマーの中で唯一話が通じるのが山口さんです
時々昔のクライマーの話をします

2024年6月15日土曜日

印西市主催クライミング教室 「もう帰えんべや」「そうすんべ」


6/8から6/16までの九日間に渡って都岳連&日大山岳部指導が連続している素直ガイドは昨夜遅くに穂高から帰宅して今日も早朝から都岳連クライミングスクールⅡの講師として出かけて行きました
一方で今日の幸子さんと私は夕方から印西市役所主催のクライミング教室でした
午前中から幸子さんと長女の家まで行って孫の相手をしました
生後四か月ですからこれから更にどんどん可愛らしくなっていくことでしょう
離れがたい孫と別れて15時40分に印西へ向かいました

クライミング教室自体は17時30分開始ですが準備作業などがあるので16時30分に大前傾壁のあるメインアリーナに入場しました

2024年6月13日木曜日

日常生活の一部となっているクライミング


岩崎が畑仕事の昼食に食べるというアラビヤン焼きそば
月曜日に買って試しましたが、袋に記載されている作り方では麺が団子状になってしまいます 「話がちがうじゃないか!岩崎のバカ」と思いました
今日、印西市立体育館大前傾壁で岩崎に苦情を言うと秘伝があるそうで、それを教えてもらいました
明日の朝食で試してみることにします

2024年6月12日水曜日

やっと仕上げた宿題


ガイド身分証を作成するカードプリンターは一癖も二癖もあって、操作を理解するに苦労するけれど、更にインクリボンが途中で切れたりします
私が引退したら誰もガイド身分証を作成することができないかもしれません

今回更に苦戦したのは廣川さんが会長になったので版を作り替える必要があり、その為に必須だったのが都岳連会長印の印影透過デジタル化でした
結局ペイント3Dで解決しましたが、そこまでたどり着くのに紆余曲折がありました
先週はペンタブレットを引っ張り出してあれこれやってみましたが上手く行きませんでした

2024年6月10日月曜日

アラビヤン焼きそばで焼酎を呑む?


昨日の夜のクライミングの中で岩崎が「畑仕事の昼食にたびたびアラビヤン焼きそばを食べている」と言っていました
夜のクライミングですからクライミングのあとに酒を呑む話になって盛り上がりました
素直ガイドがきいたら「酒?くだらん」と一掃されてしまいそうです

で、今日はアラビヤン焼きそばを買って、昼食に食べました

2024年6月9日日曜日

登るアホウに見るアホウ

ロワーダウンする岩崎と登る幸子さん

今日はダブルヘッダーでした
とはいえ、昨日の玄倉川ゴルジュと連続しましたので私の右足首関節の骨折部分に大きな負荷がかかったようでつらい一日となりました

では今日一日を振り返ってみましょう
手首に常に装着しているスマートバンドのログによると昨夜は8時間15分も睡眠したようです つまりぐっすり眠れたということでしょう
疲れは取れたのですが右足首の関節の具合が良くありません

今日は朝から夕方まで都岳連の仕事で印西クラックで過ごしました
もちろん素直ガイドにサポートしてもらうことが前提なので一緒に9時に自宅を出発しました
印西クラックに到着したのは9時40分
都岳連加盟山岳会向け講師派遣事業としてレスキュー講習会を行いました
終了したのは17時40分でした

2024年6月8日土曜日

数年ぶりに遡行可能となった玄倉川本流ゴルジュ

素晴らしいアトラクションに変貌していたスラブ滝

玄倉川本流ゴルジュに通い始めたのは2009年でした
ところが数年前から玄倉第二発電所の水門が開けられたままになってゴルジュ内通過は不可能になっていました
今年になって玄倉第二発電所の運用が再開されたようです 玄倉林道自体も「ヘビ小屋隧道」まで歩行者通行可能と行政機関による告知もありました
そこで、都岳連バリエーションスクール実技6として久しぶりに玄倉川本流ゴルジュの計画を立てました

梅雨入り宣言が発表される時期なので天候を心配していましたが、晴れの予報でした
9時過ぎに玄倉バス停に到着し、9時半に歩き始めました

2024年6月6日木曜日

お蔵入りしていたLa Sportivaソリューション


印西の練習会がある日は前日から期待で盛り上がります
登れる 楽しい 岩崎に会える・・・などの妄想が膨れ上がります
早く印西へ行きたくて仕方がない私は事前に夕食の準備をして幸子さんが帰宅するのを今か今かと待っています

16時20分に幸子さんが帰宅したので準備していた夕食をテーブルに出して、それからNHKプラスで「虎と翼」を大型液晶TVに映しました
幸子さんは上機嫌

食べ終わってからシャワーを浴び17時33分に玄関を出ました
すると素直ガイドも外出するところでした
都岳連のクライミングスクールⅡの机上講習があるとのこと

18時15分に松山下公園体育館の駐車場に到着
少々早すぎるのでしばらく車の中で待機して18時30分にアリーナへ向かいました

PETZLのTANGA


都岳連ガイド養成マニュアルではクライアントへのロープ接続時にカラビナを使用する場合は反転防止機能付きのロッキングカラビナを使用することを強く推奨しています

反転防止機能付きカラビナは各種ありますがPETZLのTANGAを既存カラビナに追加するというのもいいのではないかとかねてから思っていました

それで先週TANGAを入手したのでセットしてみました TANGAが有効に機能するためには結び目がTANGAにくぐられないようにしなければなりません
ロープ末端を連結する場合はエバンス、中間者の場合はエイトノットとクローブヒッチの組み合わせが良いように思います 全ての結びに共通していることですがきつく締めこむことが必要です

2024年6月4日火曜日

過ごしやすかった大前傾壁


城下町佐倉市内を通過して印西へ向かう道すがらはのどかな風景が広がる田園地帯です
田んぼの農道を走る車の窓から吹き込む風の何と気持ちの良いことでしょうか

印西市立体育館大前傾壁は今日も三人だけ
シンメイさんの姿を最近見ないけれどどうしたんだろう?と少し心配になります
今日も楽しく登りました

2024年6月2日日曜日

三人だけで楽しんだ雨の日曜日の大前傾壁

印西クライミング施設利用認定会のビレイ審査員でもある幸子さん

梅雨が近いことを感じさせる空模様になりました
昨日の城跡めぐりはとても楽しいものでしたが「歩く」といった面では幸子さんにとっては物足りなかったようです つまりへとへとになるまで歩くことを期待しているわけです
それで今日も歩こうということになって15年近く前にたびたび訪れていた「市民の森」へ向かいました ところが「市民の森」を見つけられません あとで知ったことですが「市民森」はどうやら閉鎖されたようです
すったもんだして結局四街道運動公園へ行きました すでに13時半 お弁当を広げ、食べ終わると雨が降り始めました 今日のウォーキングはあきらめました

2024年6月1日土曜日

佐倉の城跡めぐり


幸子さんが「歩きたい」とのことで、今日は佐倉市内の城跡めぐりをしました
佐倉市内にはたくさんの城跡がありますが、今回行ったのは次の三つです
・師戸城址
・臼井城址
・上杉謙信一夜城
いずれも印西大前傾壁や印西クラックへの通勤路(?)にあるものです