2015年8月27日木曜日

二ヶ月ぶりの錦糸町

リード大前傾壁右ラインの紫を登る島田さんのふくらはぎを見て欲しい
大きく前傾したこの壁では、フットホールドにも力を集中していることが良くわかる
すなわちフルパワーで体幹を維持しているということだろう


私の勤務先での一ヶ月以上に及ぶ傷病休暇における復職には、主治医の「復職可能診断書」に基づく産業医との面談が必要である
そして今日は産業医のIさんとの面談日だった
女医であるIさんとはなぜか縁があるが、理由が何であれ医者に縁があるというのは普通は喜ばしいことではないだろう
それでも長い付き合いになっているIさんは、私の怪我のことをとても心配してくれたが、そのうち、昔のことを思い出したように、まるで母か妻のような説教モード
まぁ仕方がないといえば仕方がないかもしれない、なぜなら長期傷病休暇を必要とするような怪我はこれまで骨折で4回、凍傷で1回の5回に及ぶのだから
私はもうひたすら平謝り
Iさんが心配するのは通勤時の二次災害だが、回復具合を丁寧に説明してようやく来週月曜日からの出勤を許してもらえた
本当に良い会社です



で、勤務先の馬鹿でかいビルを出て品川駅へと向かう
いや、違う
正しくは勤務先を出て途中で暇をつぶして、錦糸町へ向かう
電通大山岳部OB会をはじめとするジムのメンバーに会うために向かったのである

霧雨降る錦糸町へたどり着いてみると受付で事情を知っているジムの店長が迎えてくれた。
クライミングエリアへ入るにあたってPTB義足をはずす
PTBをはずすと移動手段は四つんばいになる
四つんばいになって、リード大前傾壁の前まで這って行くと島田教授が迎えてくれた
暖かく迎えてくれる島田さんにまずは感謝
そして大嶋さん、Aさん、Bさん・・・遅れて安蒜さんも
もちろん私は壁に指一本触れることなく、島田さんや大嶋さんのクライミングを見る

その見方が二ヶ月の入院生活を経て少し変化している
島田さんに限らず一つ一つのムーブの結果が例えフォールやハングドッグだったとしても、それをゴールヘ向かってのプロセスの一つと考えるだけではなく、フォールやハングドッグ自体にもそれなりの価値を思い至るようになった
そういった意味で、この入院は無駄ではなかったとも思う

明日、明後日は自宅でおとなしく過ごし、8月29日土曜日は極道仲間との再会の日である
印西市松山下公園体育館のクライミングウォール下で集合ということになっている
19時集合
楽しみだ
リード大前傾壁のトップ
それぞれの終了点がずらりと並んでいる その数は色別だけで12
途中の組み合わせによっては5倍にも10倍にもなる



帰りは21時10分発の快速成田行き
グリーン車で楽をさせてもらう