例年ですと結婚記念日は幸子さんとクライミングをして過ごすというのが、ここ数年の慣わしですが、今日は「アイゼンを履いての岩登り講習会」通称アイゼントレーニングを開催しました
昨日は印西クラックや松山下公園総合体育館アリーナなどでインドアクライミングをしていたのですから、私自身もはなはだしい乖離を覚えます
12月からいよいよ冬期クライミングのシーズンがオープンしますが、おもに八ヶ岳のバリエーションルートを案内する私たちにとって参加予定者にアイゼントレを実施することはとても重要だと大先輩の大西ガイドからアドバイスを受けて、昨年から開催している講習会です
アイゼンすなわちクランポンを履いてのクライミングは、基本的には普通のクライミングと全く同様です
つまり、どのフットホールドにどのような角度で足を置くかということをあらかじめ決めてから置きます
少々異なるのは、「一度決めた足の状態を前後・左右・上下共に決して動かさない」ということです
アイゼントレに使用した岩場は栃木の仲間たちが紹介してくれたもので、花崗岩のツルツルのスラブです
エッジがあればアイゼンでのクライミングは楽になりますが、スラブはとても登りづらいものです
それでも夕方近くには、皆さんノーハンドで何とか登れるようになりました
今年も参加してくれたマホちゃんが昨年のアイゼントレーニングが終了した時に
「アイゼンの爪先に神経が通ったような気持がする」
との感想をいただきましたが、これこそ私が参加者に伝えたかったコアになります
16時に切り上げて家路につきました
帰宅したのは20時45分でした
リビングではいつもの通り幸子さんがにっこりとして迎えてくれました
往復460km
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