このブログを土橋さんはとても楽しみにしていて、しばらく更新を怠っていると山で事故でも起こして入院しているのではないかと心配して電話をかけてくれたものでした
さて、今日もあれこれ書き散らすことにいたしましょうか
この山の日の三連休はバリエーションスクールで赤木沢に行っていました
私は東京都山岳連盟でプロガイド養成委員会を担当していますがガイド養成以外にもいくつかの事業を行っています その一つにバリエーションスクールがあります
都岳連にはスクール形式の講習企画がたくさんありますが、ロープを使用する山行形式の企画はガイドテクニックが必須になるのでプロガイド養成委員会が担当しています
では、赤木沢の数日間を振り返ってみましょう
折立までのアプローチがまずは問題です 一番楽なのは新宿からの夜行バス「毎日アルペン号」ですが理由があってこれを使うことができません
それは素直ガイドが8月4日から日大山岳部ヘッドコーチとして剣立山に入っており、彼には8月10日に下山してもらい途中でピックアップする必要があったからです
昨年も全く同じパターンで「立山アルペン村」でピックアップしましたが、深夜1時過ぎに到着して5時出発というのは辛いものがありましたので、これはこりごりです
ちなみに都岳連の講師報酬は1日当たり6,000円と規定されいます これに技術手当1,000円 ロープ借用料1,000円、補食手当1日当たり1,000円が加算されますので今回の赤木沢の報酬は合計24,000円 一日当たり8,000円なので私のような定年退職老人にとってはありがたい謝金です 一方で現役バリバリで本格的にガイド業を営んでいる素直ガイドのような立場にとってはとても付き合いきれないというのが本音かもしれません つまりこの謝金では若い優秀なガイドには講師依頼ができません
さて、話を元に戻すと素直ガイドには富山まで来てもらい、富山で合流して駅前のビジネスホテルに宿泊するということにしました 素直ガイドが富山からバスで折立へ行くというプランですと8月11日の折立集合時間に間に合わないので、この選択肢がベストでしょう
ちなみに講師兼マネージャーとして参加していただける藤田さんも仕事の都合で北陸新幹線最終の「かがやき」で富山入りするようなので一石二鳥となります