2022年12月29日木曜日

没50年 花島秀雄君の墓参り


私の家から四街道小学校への通学路は大日から新生(あらおい)への坂道を下っていくと下志津新田の集落へと入っていく
大日や鹿放ケ丘は戦前は旧日本陸軍の演習場だったところで戦後になって陸軍の復員兵や満州引揚者等に土地が払い下げられ農業をなりわいとして住んだ だからもともとの地元住民はいない
一方で下志津新田は「新田」という名でわかるように江戸時代からの古い村である
その古い村を突っ切って金毘羅神社で左折すると民家は途絶え、村はずれに田んぼに囲まれた墓地がある 田んぼを突っ切る道の両側は土手になって春になるとつくしや野蒜が育ち、学校の帰り道に野蒜を食べたりしていた そこから四街道小学校はもう近い 現在私が小学校前の道を車で通過する頻度は週に1~2度といったところだろうか
この墓地に花島秀雄が眠っているから時々彼のことを思い出す

2022年12月25日日曜日

アバランチビーコンの新機種投入


登山用の道具の中で、もっとも使いたくないものの最右翼は、おそらくアバランチビーコンでしょう
電子機器なので昨今の半導体部品の世界的な不足状態の影響でしょうか登山用品店での品数も少なくなったように思います
鷹取山からの帰路で横浜駅で途中下車しカモシカスポーツへ立ち寄ってみました
カモシカスポーツは専門的なギアが最も充実している店の一つです
重いザックをお店の片隅に置かせてもらい、一通り見ました
アバランチビーコンに目を惹かれました
3機種の展示がありました

懸垂下降実技_鷹取山


懸垂下降の失敗による事故が後を絶ちません
少なくとも私の教え子たちからは懸垂下降の事故が起こらないように願って「懸垂下降に特化」した講習会を数年前から実施しています
今日は鷹取山で懸垂下降の実技講習を行いました
事前に印西クラックで懸垂下降の理論的な講習会を行い、それを実際の岩場で行うというものです
寒波が来襲して日本海側では大雪の日々が続いているので、防寒対策には十分に配慮しました しかしながら風がほとんどなく助かりました
以下は来年の為の備忘録です

2022年12月24日土曜日

ビレイ講習会


今夜はクリスマスだけれど、印西クラックで講習会の仕事でした
講習テーマはビレイで考え方は次の通りです

パパ・ノエルからのビデオメッセージ


フランスのプロバンスにいる孫たちの動画が毎日のようにLineで送られてくるけれど
送られてきた動画の中にパパ・ノエル(サンタクロース)からのビデオメッセージがあった

2022年12月22日木曜日

ヘビーデューティ山岳テントのフラッグシップ ダンロップVシリーズ


今日はダンロップV6のサイドポールを交換した
1970年代の初頭に山岳用テントの大変革があった
吊り下げ式山岳テントとしてダンロップの原型ともいえるカラコルムテントを私が見たのは1972年7月の奥穂高岳白出乗越だった 当時の私たちが使っていたのは細野商店のビニロン生地の家型テントだったから驚いた
その後、欧州山荘がボンボンテントを出し、カモシカからアンデステントのドーム型テントをエスパースと称して販売を開始した
当時の山岳用テントのフレームはグラスファイバー製が主流 唯一の例外がダンロップで軽合金フレームを採用していた
強度的に問題のあった軽合金フレームだったが、その後改良されてグラスファイバーは一掃された

私が使用してきたテントは

2022年12月19日月曜日

孫たちにクリスマスカードを送る


昨日はアイゼントレで夜中に本格的な降雨があってテントがびしょぬれになってしまいました
そして今日は
一変して穏やかな快晴の月曜日となりました

朝、8時15分に長女を職場まで送った時に、クリスマスカードを渡され、これをフランスのプロバンスに暮らす孫たちへ送って欲しいと言います
私も数週間前にカトリック西千葉教会の売店でクリスマスカードを購入してありました
そこで、一緒に出すことにしました

2022年12月18日日曜日

恒例 アイゼントレーニング


今年も冬のシーズンを前にして通称「アイゼントレ」を企画し、今週末の土日で行いました
募集にあたり説明したのは次のようなものです
「私たちが行うミリ単位の精度が要求されるアイゼントレは回を重ねるごとに微調整をしながら現在の形にたどり着きました
アイゼンの使い方が多少いい加減でも登れるような場所でトレーニングをしても、結果として登れてしまうと何が悪かったのかが自覚できないまま講習会が終了してしまいます
アイゼンの使い方が正確だと登れ、不正確だと登れない
その差はいったい何だったのか・・・を学習してもらう
例年、大好評のアイゼンで岩を登るトレーニングです アプローチは車から5分日当たりの良い、のんびりとした場所です 宿泊はオートキャンプ場泊を予定しています」
とはいえアイゼントレができる岩場は限られています
私たちがここ数年アイゼントレで使わせてもらっているのは10年前に栃木のクライマー安藤さんたちが発見して開拓した岩場です 未発表エリアですし開拓が一段落し、自然災害で下地が変化したこともあって再訪者は多くはありません
アイゼントレーニングは通常フリークライミングでは使用されない場所を利用しています
それでは二日間のレポートです

2022年12月15日木曜日

今年も大木さんの「甚兵衛蕎麦」で忘年会


また1年が過ぎようとしています

年末恒例の大木さんの「甚兵衛蕎麦」で忘年会を行いました
1971年から続いている私たちですが、大木さんがいなければ51年間に渡って山を続けていることはなかったでしょう

アルコールが入るので幸子さんに運転してもらいました 幸子さんは有給休暇を取得してのドライバー役でした

2022年12月12日月曜日

素直ガイド考案 「クライミング技術体系」


素直ガイドが考案した「クライミング技術体系」です

10年に渡って日大山岳部の後輩たちを指導育成してきた現ヘッドコーチの素直ガイドですが、指導育成効果を上げる為には最初に全体像を提示する必要があると考えたと言います
  • 全体像を知ることによりゴールが見える
  • 自分自身の現在地が解る
  • ゴールに至るために順序だてて何を学習すればよいのかを理解できる
というのです
大学山岳部4年間の入山日数600日という限られた日数で一人前の登山者に育成しなければならないという取り組みの一つなのでしょう
恐れ入りました

2022年12月11日日曜日

寒い日のプレゼピオと印西クラック

西千葉教会の屋外に飾られたプレゼピオ
屋外は初めてではなかろうか

毎月第二日曜日はカトリック西千葉教会のミサに与ります
印西クラックの店番は昨日に続いて幸子さんにお願いしました
私はミサが終わってから印西クラックへ駆けつけて幸子さんと店番を交代する約束です

今日は待降節第3主日(よろこびの主日)
待降節に入ってからミサの次第が少し変更になりました
「また司祭と共に」は「またみなさんと共に」となりましたが、習慣で「また司祭と共に」と言ってしまいます
古市神父様はにっこりしながら「もう一度お願いします」と幾度が言ってくださいました

ミサが終わって聖堂の外に出て信徒会館へ歩いていくとプレゼピオが飾られていました
プレゼピオはイエスが生まれた馬小屋の情景を模型で表現したもので、カトリック教会の降誕祭には欠かせないものです
聖堂の中にプレゼピオが飾られるのが通例ですが、今年は屋外にも飾ったようです

信徒会館で奉仕活動を11時半まで行い、それから印西クラックへ直行すべくハンドルを切りました
カーナビの指示では国道16号を行くようになっています
16号へ入ってみると大渋滞
想定はしていましたがこれではまったく埒があきません
軌道修正していったん四街道へ戻っていつもの道でいくのがやはり最も合理的です

12時半に印西クラック到着

2022年12月10日土曜日

懸垂下降講習会・店番・認定会

懸垂下降講習会テキスト

今日は懸垂下降講習会・店番・認定会のトリプルブッキングの一日でした
しかも、素直ガイドは日大山岳部ヘッドコーチとして初冬合宿で八方尾根に入山しており不在です

トリプルブッキングの中で変更不可能なのが認定会です これは印西市役所からの委託業務で印西市立松山下公園総合体育館のクライミングウォールを利用するための認定会です
スタートは17時15分ですが下準備を考慮すると16時45分には体育館に入っておく必要があります
で、どうしたかというと・・・

2022年12月7日水曜日

HMS型カラビナの補充


私の仕事では多くのクライミングギアが必要になります
例えば11月に行われたガイド養成6期実技-1の三ツ峠では私と素直ガイドの二人だけでロープ7本を持ち込みました
ガチャと呼ばれる金属製ギアも膨大なもので受講生のみなさんに分担して運搬してもらいました
そうした中でHMS型カラビナの補充を行いました
今回は補充したのは比較的小型のものです 軽量で多量のギアを持ち込むにあたって楽になります

2022年12月5日月曜日

土日月・・・三日連続の印西クラック


三日連続の印西クラックになりました
クライミング基礎講習Part2ということでマルチピッチクライミングの講習でした
日大山岳部で10年近く後輩たちの指導を行ってきた素直ガイドは指導慣れしており、見ている私もとても勉強になりました
「なるほど!・・・そういう説明ならわかりやすいな」
17時に講習会は終了しました
この時期ですからもう真っ暗です

2022年12月4日日曜日

2回目のクライミング基礎講習Part1印西クラック


昨日に続いて日曜日も印西クラックの店番
並行して素直ガイドによる第2回クライミング基礎講習Part1でした
西東京方面から2時間近くもかけて来てくれる参加者の熱心さに頭が下がる思いです
Part1の主な内容は次の通りですが、それぞれとても内容の濃いものです
例えばワイヤーゲートの意味、あるいはセルフビレイのメインロープ使用とランヤード使用の差異などをこの技術に至った歴史的背景も含めて解説していきます
1.ギアの扱い方
2.セルフビレイ
3.リードのビレイ入門
4.クライミングの基本ムーブ
5.服装と一般的な装備
6.用語説明

2022年12月3日土曜日

シバタクライミングスクール貸切 印西クラック


今日は柴田さんのシバタクライミングスクールの貸切営業でした
1970年代後半にヨセミテからのフリークライミングの大津波をかぶった日本のクライミング界 そして1980年代から1990年代にかけて大きく変化していった時代を千葉、栃木という片田舎で共に過ごしたクライミング仲間が何人かいます
それは上田益孝や島田貞雄、谷川幸一、柴田朋広たちでした
そんな仲間たちと日光でルート開拓をしたことがありました

2022年11月27日日曜日

NHKスペシャル「OSO18」~ある“怪物ヒグマ”の記録~


1983年1月から1987年6月まで4年半の札幌支店勤務を経験しました
その間に幸子さんと知り合い、結婚し、長女が生まれました
山に関しては、小樽赤岩のクライミングを中心として冬はスキー三昧の日々を過ごしましたが、この間に沢と渓流釣りをおぼえたのも大きな収穫でした
そんな中で当然ながら北海道の山の勉強もしました
高緯度による気象条件の問題は当然ながら予測されたものでしたが、まったく新しい課題だったのがエキノコックスとヒグマでした
特にヒグマに関しては私が山登りを始めた1971年の山と渓谷7月号に前年に起こった日高での福岡大学ワンゲル部の事件が掲載されて大きな衝撃を受けていました
この為、ヒグマに関しては並々ならぬ準備をしました ライフル銃の免許を取得することも検討しました
当時入手できるヒグマに関しての書物としては「エゾヒグマ百科(被害・予防・生態・故事)」があり、これを元にして学習しました
「エゾヒグマ百科」には三毛別の事件も詳しく記述されておりました
吉村昭の小説「羆嵐」の題材となった三毛別の事件は、さらに映画化・TVドラマ化等もされました

来訪者の多い一日だった


昨夜はNHKスペシャル「OSO18」~ある“怪物ヒグマ”の記録~を見ているうちに眠ってしまった

ぐっすり眠って今日は晴れ上がった
鷹取山へ向かう素直ガイドを四街道駅へ送った
6時3分発の総武横須賀線快速逗子行きへ乗車したようだ

帰宅して朝食を作った
最近の定番となったサラダ蕎麦
材料は次の通り
キューピーのサラダクラブ、にんじん、玉ねぎ、ピーマン、ワカメ、ゆで卵、甚兵衛そば
紅茶(セイロン)

食後は長女を職場まで送り、そのまま印西クラックへと向かった
今日は予約のお客様が多く、一日中客足が途絶えなかった

2022年11月26日土曜日

マルチピッチクライミングの防御技術講習 印西クラック


印西クラックの店番は先週の土曜日は幸子さんにお願いし、日曜日は15歳の時から67歳の今まで50年以上一緒に登り続けているグランドジョラス北壁のパートナー岩崎にお願いしました
そして今週来週は私が店番です
素直ガイドと協力してクライミング技術基礎講習会を兼ねて一日を過ごしました

起床はいつもの通り4時半
幸子さんは参観日だそうですが土曜日で給食がないので昨夜の内からお弁当を作っていました 私も外食やコンビニ弁当にはうんざりしていたので弁当を作りました
山盛りのサラダ、豆腐、納豆、ワカメ、ゆで卵でサラダ蕎麦を朝食として食べて9時に素直ガイドと印西クラックへ出勤しました

2022年11月25日金曜日

遭難防止講習会アンケート

遭難防止講習会で引用された長野県警YouTube大同心遭難事例

今日、お昼過ぎに昨夜の都岳連遭難対策委員会主催の「遭難防止講習会」のアンケート依頼が来ました
私は次のように回答しました

2022年11月24日木曜日

長野県警岸本さんを招いて遭難防止講習会

日の暮れた日比谷公園

10月の都岳連運営委員会の席で遭難対策委員会の槙委員長から長野県警の岸本さんを講師として招聘して「遭難防止講習会」を実施するとの案内がありました
それが今日でした
会場は日比谷図書文化館4階

2013年から数年に及んだ土橋さんの捜索では岸本さんをはじめとする長野県警の皆様には大変お世話になりました
東邦航空の捜索ヘリコプターにまで同乗していただいた岸本さんのサポートには感謝の気持ちで胸が震える思いがしたものです
土橋さんの遭難対策本部は上田さんや谷川さんつながりで土橋さんと山に登っていた千葉県、茨城県、栃木県のクライマーや遠く岐阜、奈良のメンバーで構成されていました
捜索は私たちの登山人生の中で最も理論的思考を駆使したもので、全身全霊を打ち込んでおこないました

なぜそこまで捜索するのか?という問いに対する私たちの答えは次のようなものでした

2022年11月23日水曜日

クライミング基礎講習Part-1


今日は勤労感謝の日
4時過ぎに目覚めると雨
簡単な朝食を私が作り、幸子さんと食べました
食後、近くに住む長女を職場まで送りとどけとんぼ返りで自宅に戻りました

今日は印西クラックの店番です
素直ガイドと二人で実施し、並行してクライミング基礎講習の予定です
9時に自宅を出発し9時半にBigHopに到着
印西クラックを解錠して電気掃除機をかけて10時にBigHopにお客様が入ってきます
するとすぐに体験クライミングのお客様が入ってきました

2022年11月22日火曜日

プロガイド養成マニュアル


数か月を要したプロガイド養成第6期用テキストですが、私が担当した部分だけを製本してみました
今回のテキストはガイドに必要な技術を要素化して解説しています
具体的に応用する部分の説明はしていません
この部分を加えることが次のテーマでしょう
現在172ページですから最終的には300ページ前後のボリュームになるかもしれません
2023年の第7期では新しいバージョンを製本化して配布したいものです

2022年11月21日月曜日

クライミング技術体系の作成


ガイドとして技術講習会だけで例年は年間30回以上開催しているけれども、今年はプロガイド養成の仕事で手一杯という感じで、ほとんど実施していませんでした
で、久しぶりにカリキュラムを作成して公開したところさっそく申し込みがありました

私たちの技術講習会は講習内容を講習後に振り返ることができるように実施内容についてのドキュメントを配布しています
過去のドキュメントの改訂作業をしようとして素直ガイドに立ち会ってもらったところ
改訂の前に「クライミング技術を体系化して講習参加者にもわかるようにした方が良い」との意見でした
確かに全体像を可視化すれば、

2022年11月20日日曜日

三ツ峠へ


この土日は21人の大所帯で三ツ峠へ
いつも頭痛の種である印西クラックの店番は土曜日は幸子さんにお願いし、日曜日は岩崎が引き受けてくれました
印西クラックの日曜日は大混雑が予想されていたから岩崎は大変でしたでしょう

土曜日
講師は5人 素直ガイドもその中の一人です
その為の資料作成が完了したのは夜中の2時半で、2時間ほど仮眠して5時に自宅を出発
紅葉シーズンの真っただ中なので5時に出発したにも拘わらず八王子JCTで圏央道から流れ込む車で渋滞が発生していました 10分以内のノロノロ運転で済んでやれやれです
谷村PAで休憩して朝食のかき揚げそばを食べました
集合場所の河口湖駅に到着したのは8時 出席簿のチェック後、講師をピックアップして三ツ峠登山口へ向かいました 河口湖の湖畔はまさに紅葉の真っ盛りでした
16時には初日の予定を終えて、四季楽園で泊
17時半から夕食を摂り、18時半過ぎに就寝しました

2022年11月13日日曜日

「子供たちを私のところへ来させなさい」

「子供たちを私のところへ来させなさい※1」

ガイド養成用テキストの作成が一段落したこともあって、印西クラックの店番を松本さんに替わってもらい、カトリック西千葉教会でミサに与りました
今日はミサの最後に七五三の祝福がありました
祝福を受ける子供たちの様子を目を細めながら見ていると、大好きな絵画フリッツ・フォン・ウーデ※2の「子供たちを私のところへ来させなさい」と重なって思われました

2022年11月12日土曜日

甥の結婚式


数か月前から予定の入っていた今日は幸子さんの甥っ子の結婚式で横浜へ行きました
印西クラックの店番が頭痛の種でしたが、中島さんが引き受けてくれました
本当に感謝です

長女をまじえて4人で出席しました
自宅から横浜山下まで72km
往きは私が運転し、帰りは素直ガイドが運転
久しぶりに札幌のみんなの笑顔を見ることができてみんなにっこりでした
甥っ子は親子で北大卒で奥様となった新婦も北大卒
北大のサークル活動の仲間がたくさん来ていました
なんだか

2022年11月10日木曜日

近くの焼き肉屋へ


もともと幸子さんと外食したいなぁ~と思っていました
本当はイタリアンレストランのレガーレに行きたいところでしたが事前予約が必要ですし、アルコールを飲むので公共交通機関を利用しなければなりません
それで自宅から歩いて行ける「牛〇」へ行くことにしました

小川山や那須のベースキャンプでは時々、焚火でバーベキューとして焼き肉をすることがあります
しかしながら、お店で焼き肉を食べることはほとんどありません ここ5年間でも松元さんに三軒茶屋で昼食としてご馳走になったことと、定年前の勤務先C社の同期と八重洲で食べたこと(この時もカトちゃんにご馳走してもらいました)の2回しかありません

素直ガイドにも声をかけましたが「行かない」との返事 ウェイトコントロール的に行くことはないだろうと思っていましたが案の定でした

それで・・・

2022年11月9日水曜日

ようやく終わった机上講習テキスト172ページ


本日、都岳連ガイド養成6期の机上講習が完了しました
私が担当した8講座で作成したテキストは合計172ページになりました
素直ガイドに実技を行ってもらい、それを写真撮影するという作業だけでも十日以上を費やしました
大変な作業でしたが、いったんマニュアルのベースができあがったので、今後はこれを骨格にして肉付けしていけば良いので、来年以降はずいぶん楽になるのではないかと期待しています
ここでは全8部の表紙を掲載して振り返ってみたいと思います

2022年11月2日水曜日

久しぶりの奥多摩御嶽山



ひょんなことから奥多摩の御嶽山へ行って来ました
1970年代に越沢バットレスに通っていた時期があって、その時に毎回クライミングするだけではつまらないからということで、クライミングが終わってから御嶽山経由で帰ったことがあります
山頂には集落があり驚いた記憶があります もちろんケーブルカーで下山するということはあり得ない話なので、歩いて下山しましたが、夜道をヘッドランプをつけて下りました
40年以上前の話です
朝4時に起床して弁当を作り、5時20分の始発電車に乗るべく、幸子さんに四街道駅まで送ってもらいました
御嶽駅到着が8時20分 バスに乗って8時45分にケーブルカーの山麓駅である滝本に到着しました

2022年10月30日日曜日

10月最終土日も印西クラック店番


先月9月は土日の天気が悪くガイド業はほぼできなかったという報告がZoom会議の席であったけれど10月になって状況は一変したように好天が続くようになりました
今週も印西クラックの店番
最近、印西クラックの店番がある日は朝食にサラダ蕎麦を作って幸子さんと食べて、昼食は弁当を持参しています
一昔前はロピアの600円ステーキをありがたがって食べていたのですが、もう食べ飽きた感があり、その後スーパーマーケットの弁当に切り替えました
それも、なんだか脂っこくっていやになり、ついに手製弁当に行きついたわけです

2022年10月28日金曜日

ようやく仕事に追いついたって感じかな?


去年2021年5月でした
素直ガイドと白馬岳主稜へガイドとして行った際に「廣川さんどうしているかな?」という軽い気持ちで信濃大町木崎湖畔にあるカイラスショップに立ち寄ったのがそもそもの始まりでした
そして都岳連プロガイド養成委員会の委員長を引き継いでおおよそ16ヶ月が経過しました
目指したのは「より質の高いガイド」を持続可能な形で育成していくための「仕組みを構築する」というものでした
そのような考え方からまず手掛けたのは「理屈で理解できることは最初に机上講習で教える」ということでした
その為のテキスト作成には準備期間を含めると1年を費やしました
今年の2月には道家さんや江崎さんに印西クラックまで来てもらい技術の検証なども行いましたし、技術検討会には坂口さんにも加わってもらい事前案を元にして修正が行われました
素直ガイドにもすべての検討会と検証会に協力してもらいました

一万人以上のメンバーで構成される公益社団法人東京都山岳連盟は人材も豊富です

2022年10月27日木曜日

石川PAでSさんMさんにバッタリ


夜のとばりがおり始めた仕事帰りの中央高速
中央高速から首都高速にかけての道は私にとってさながら通勤路と言えるのかもしれません
今日は現地集合・現地解散で素直ガイドもおらず私一人です
問題の小仏トンネルには16時45分に突入しました
渋滞はまったくなくほっとしました

渋滞が予想される首都高速を前にして石川パーキングエリアで休憩しました
今日は孫の3歳の誕生日だったので、その動画がいくつもフランスから送られてきていましたからそれを見るのも楽しみでした

2022年10月13日木曜日

五島を舞台にしたNHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ」


新しいNHK朝の連続テレビ小説が始まりました
10月3日から始まったのは「舞いあがれ」
五島列島を舞台の一部として展開するという予告がありましたから「あの美しい五島を見ることができる」と思うだけで期待に胸が少々膨らみます
先週の日曜日にカトリック西千葉教会でミサに与ったあとに事務所でいつものメンバーで奉仕活動をしましたが、話題となったのは「舞いあがれ」でした
というのも五島出身のTさんがいて盛り上がったわけです
我が家の子供たちが教会の日曜学校で歌った「マリア様のこころ」を通学している児童が唄ったりするシーンが流れたりして期待はますます膨らんでいきます
世界遺産に登録された教会群をはじめとして五島には美しい教会がたくさんあります
今日の段階で9話まで話が進んでいます

2022年10月1日土曜日

巻機山 米子沢


プロガイド養成6期が9月1日から始まりこれにかかりっきりの日々が始まってしまいました
資料作成の為にパソコンの前で夜明けを迎える日が続いています
この為、本来のガイド業務としての9月の山行企画は2回だけに絞り込みました
しかしながらその2回の企画も天候が悪く中止にせざるを得ませんでした
大同心正面壁と屏風岩東壁の参加予定メンバーは楽しみにしていたようでしたが、やむを得ない判断でした
その間にも素直ガイドは山へ行きっぱなしです 錫杖、瑞牆、小川山・・・
この週末は久しぶりに天候に恵まれた土日になると予報されていましたから予定通り準備をしていましたが、素直ガイドが帰宅したのは出発日の前夜遅くでした

2022年9月25日日曜日

長女の慰労で那須の山奥へ


私の家族の範囲内では今のところ新型コロナウィルス感染症に罹患した者はでていないが、いつ出てもおかしくない状態だ
そんな中で看護師として働く長女の職場ではコロナ感染者がでるなどして大変だったようだ
朝9時から勤務について23時までという日々が続いていた
数か月に及ぶ激務にヘトヘトになった彼女だったが、少しゆとりが出始めた9月下旬に一週間の休暇をとった そして私に「どこか山へ行きたい」と言ってきた 9月23日から25日までの三連休であれば幸子さんの仕事も休みなので、三人で山へ行くことにした
私も連日にわたって都岳連プロガイド養成6期の仕事でクタクタだったので、自身の骨休めにもなるだろう
当初は我が家の三人の子供達にとっての故郷的存在の小川山廻り目平でキャンプをしてクライミングでもしたいなと考えていた
ところが23日から24日にかけて台風15号が通過することが確実となってしまった
そこでクライミングはあきらめて、我が家の子供達にとってもう一つの故郷である那須の山奥へ行くことになった
一方で素直ガイドは20日夜から日大山岳部OBの仲間たちと錫杖岳へと出発しており不在 帰宅は29日だという

2022年9月19日月曜日

道家さんが来てくれた印西クラック


都岳連プロガイド養成6期が始まって資料作成などのパソコン作業に翻弄されている
ガイドの仕事は一時中断せざるを得ない状況だけれども、印西クラックの管理人としての店番は、印西クラックの施設内にモバイルルーターと大型ディスプレイを持ち込めば自宅とほぼ同じ環境で作業することができるのではないか?

最初の頃はSimフリーのモバイルルータで10G/月の契約をしていたが、利用状況をチェックしてみるとスマホのテザリングを使った方が無駄がないことがわかったので、モバイルルータの契約は解除した
昔と違って家庭に光回線が入っているので大容量契約の必要性は低いけれどもスマホの契約を10Gに変更した

こうして印西クラックで管理人をしながら都岳連の仕事をすることが可能になった
9月17日、18日、19日の三連休もこのようにして印西クラック管理人と都岳連業務の両立ができた この三連休も天候が悪く仮にガイド企画があったとしても実施は困難な状況だった

そんな中で19日に道家さんが予定していた外岩ガイドをインドア講習会に変更して印西クラックに来てくれた

2022年8月13日土曜日

黒部源流 赤木沢

赤木沢出合

都岳連プロガイド養成委員会の企画で久しぶりに赤木沢に行って来ました

山と渓谷2007年11月号の取材で上ノ廊下から赤木沢へ継続した時以来でしたからなんと15年ぶり この時は家族で登る三回目の上ノ廊下の一環として赤木沢を遡行した記事をグラビア5ページで特集していただきました

昨年も赤木沢を企画しましたが最悪の天候で、もし行ったら遭難間違いなし!という状況でしたので森吉山の桃洞沢に変更しました
しかしながら赤木沢へのリクエストは根強いものがあり、それで今年も再企画しました

最盛期の赤木沢は薬師沢小屋の予約がとても困難です
4月に予約を行い、更にレンタカー(大型ワンボックスカー)の手配などもあり事前準備が大変でした

ところが苦労して手配したにもかかわらず、直前になってコロナ禍等でキャンセルが相次ぎ、レンタカーの解約、山小屋への人数変更などで関係者に平謝りとなりました
結果として参加者はたったの2名となり、それにガイド2名ということになりました
参加者側から見れば豪華、主催者側の都岳連プロガイド養成委員会としては完全な赤字企画
委員長の私は財務的な責任も負っていますので頭が痛くなりました このコロナ禍で多くの事業者が同じような苦労をしているのではないでしょうか

素直ガイドは8月3日の夜行バスで日大山岳部ヘッドコーチとして日大山岳部の指導を行うために剱立山へ入っているので10日に下山してもらい「立山アルペン村」で合流予定です

2022年8月6日土曜日

幕総ウォール


一昨日迄の気ちがいじみた猛暑が一段落して少し涼しくなりました
千葉県フリークライミング協会(CFA)ではオリジナルのTシャツを作ったことがあって、それはずいぶん前に売り切れてしまいました
私も幸子さんもこのTシャツを愛用していて印西でのインドアクライミングだけではなく夏の外岩でも重宝しています
そのTシャツを再度作るというので私たちも追加で6枚ほど注文していました
このTシャツの係がなんと!目次さんで、何とも恐縮しています
昨夜、CFA会員向けに配布の準備が整ったと目次さんからメーリングリストを通じて知らせが来ました 恐らく数百枚にもなるTシャツを目次さんは自分の車のトランクに積みっぱなしにして、これからしばらくの間過ごさなければならないと想像しただけで気の毒で、申し訳なくて・・・
それで一刻も早くTシャツを受け取る必要があると思い今日幕総ウォールへ行くことにしました

2022年8月5日金曜日

幸子さんは札幌に帰省中

真狩キャンプ場

恒例の幸子さんの札幌帰省は7月27日に始まって8月18日まで、延べ23日間
帰省中にレンタカーを借りて、どこかの山へ登りに行っていますが、今年は羊蹄山とのこと
数年前にも一度登っているから二回目になります
今年は比羅夫から登るコースを希望していたようですが登山口のキャンプ場が閉鎖中とのことで、二度目の真狩コースとなったようです
40年ほど前、私は札幌支店で転勤生活をしていたことがあって、その当時付き合っていた女性と比羅夫のフルノートというペンションに泊ってスキーに通ったものでした
再び冬のニセコ比羅夫に当時の彼女と行ってみたいものです

さて、その彼女から羊蹄山の登山の写真が送られてきました
なんだか楽しそうにやっているようです

2022年7月30日土曜日

印西クラックで撮影作業

 
素直ガイドが作成したビデオ

元々はナルミズ沢へのガイド予定だったが雷雨の危険性が指摘されていることもあり、中止とした
中止としたけれどやらなければならないことは山のようにある
先ずはガイド養成用のマニュアル用の写真撮影だ
日曜日は印西クラックには予約が入っているけれど今日土曜日は予約が入っていない
素直ガイドに声をかけたら、彼も撮りたい動画のテーマがあるというので印西クラックへ向かった
猛烈な暑さだけれど、印西クラックにはエアコンがあるのでとても涼しい
私は想定しているマニュアルに必要なロープワークを黙々と撮影していると、傍らでは素直ガイドが何やら動画を撮影している

2022年7月28日木曜日

和仏山岳用語研究の発見


今日は午後から用事があって神田司町の都岳連事務所へ行った

毎週のように首都高経由で都心を通過しているけれど都心を徒歩で歩くのは本当に久しぶりだ
都岳連事務所へ行く楽しみはいくつかあるけれど
一つは神保町の古本屋「悠久堂」に立ち寄ることだ
悠久堂は山岳関係の古書で有名な店だが、並んでいる古書の中で私が欲しいと思うような本はすでに私の蔵書の中にある
だから、ほとんどの場合はざっと書架をチェックするだけで終わることが多い
ところが今日は違った
「和仏山岳用語研究」

2022年7月27日水曜日

千葉OB会

やんちゃな「盛さん」も健在

しばらくコロナ禍の影響で開催されていなかった千葉OB会が開催され、行ってきた
第七波が猛威をふるっているので中止というのが常識的な判断だろうけれど、連絡手段がハガキしかないという事情もあって急な変更ができないのであろう
感染対策用意怠りなく富士見町へと向かった
富士見は永く千葉登山界の中心的位置にあった内山スポーツのあった場所である
現在津田沼にある千葉県内唯一の登山のプロショップ「ヨシキスポーツ」の吉野社長は内山スポーツに勤めていたというから、「ヨシキスポーツ」はその系譜の中に位置しているとも言えるだろう
残念ながら内山スポーツはすでになく、跡地は駐車場になっていた

2022年7月26日火曜日

6期ガイド養成用机上講習資料の作成


先週の「チコちゃんに叱られる」で「夏休みの宿題がギリギリになるのはなぜ?」というのをやっていた
都岳連のプロガイド養成委員会としては年間事業計画というのがあって・・・などと記述すると、社会人現役として会社勤めをしていた数年前のことを思い出す
自らが立案した年間事業計画とはいえ、その事業計画に追われるようにして過ごすさまは夏休みの宿題を抱えた小学生のようだ
第6期ガイド養成が9月から始まるけれど目玉は15回にも及ぶ机上講習だ この机上講習のコンテンツの作成は大きなテーマで、今の内から準備しておかないとチコちゃんに叱られる
やらなきゃ・・・
ジムにも行けず、ガイドの無い日もこんな感じで過ごしています

さてもう一つの画像はInkscapeのキャンバスのスクリーンショット

2022年7月24日日曜日

ドタキャン&ジムの店番&環境省自然公園指導員


この土日は素直ガイドと私はそれぞれ別のスケジュールが入っていた
素直ガイドは都岳連クライミングスクール2の講師として三ッ峠
私は通常のガイドで小川山

ところが私の予定は二日前にキャンセルの連絡があった 1週間前であれば再募集して穴埋めができたかもしれないが、二日前では到底無理で土日の予定はすべてご破算になった
時間をかけて準備をしていたのでがっかりしたけれど都岳連関連のデスクワークが山のようにあるので、それらを片付けようと頭を切り替えた

土曜日の早朝、素直ガイドを駅まで送った
一段落して印西クラックの利用予約があったので店番をするために印西クラックへと向かった

2022年7月21日木曜日

ヤマケイ8月号に田丸さん執筆の赤木沢


雑誌「山と渓谷誌」は昭和5年創刊というから日本最古の山岳雑誌だと思う
山登りを始めてまだ数年という人が登山の知識を吸収するための媒体としては非常に優れており、読んでいて楽しく2~3年に渡って毎号詳しく読めば、バランスよく知識を習得できるだろう
私のようなプロガイドの視点で見ても最新の登山界や行政の動き、新しいギア、ウェアなどの情報が掲載されており、必須の存在でもある
幸いにも四街道市立図書館に常備されており、必ず毎号目を通すことにしている

7月14日発売の最新号では特別企画として“沢登り入門”が31ページに渡って掲載されている
その中に“赤木沢”の案内が掲載されている
来月都岳連のハイマウンテンスクールの実技4やガイド山行として赤木沢の予定があり興味深く読ませてもらった

2022年7月20日水曜日

玄倉川本流 ハイマウンテンスクール実技3

2009年6月27日
スラブ状2m滝

8月に予定されている都岳連ハイマウンテンスクール実技4赤木沢の事前トレーニング山行として久しぶりに西丹沢玄倉川本流に行って来ました
トレーニングの主目的は渡渉でした
黒部の重い水流を渡渉するトレーニングとして玄倉川本流は好適です

さて、問題はアプローチです
アプローチの玄倉林道は長く工事中で通行止めになっており、その一部開通の情報が神奈川県のホームページで開示されていました
近年は玄倉バス停の駐車場までしか車は入れず、はたして今回の一部開通でどこまで車が入れるのかも興味の対象でした
車は通行止めになる数年前の小川谷出合先の広場まで入ることができました

さらに

2022年7月18日月曜日

“天狗山ダイレクト”と“野猿返し”


今年度は週五日のフルタイム勤務を断わり切れなかった幸子さん
なので、休みは土日祝日しかありません
一方、私のガイドとしての仕事は主に土日祝日に行われます その上、都岳連のプロガイド養成委員会の実技も土日祝日に計画されています
そのような事情で幸子さんと山へ行く機会は激減しました

ところが海の日の三連休がぽっかりと空いたのです
それで幸子さんと一緒に素直ガイドと家族3人で小川山廻り目平へ行って来ました
廻り目平は1983年から通い続けている場所で、我が家の子供たちは「私たちのふるさと」と言ってはばからないほどです
それはナナーズが開業するずっと以前のことで、川上村での食料調達は秋山郷にある「スーパーやまなか」だった時代です
今回も長女や次女から「廻り目平へ行くなんて、いいなぁ~」とのメッセージが届きました
いずれ孫たちと廻り目平へ行きたいものです

今回の計画は目的がはっきりしていました
それは

2022年7月5日火曜日

2022年7月3日日曜日

読図実地トレーニング後は下山してザブンが最高でした


今日は都岳連ハイマウンテンスクール夏山編実技2で西丹沢鬼石沢へ行って来ました
目的は引き続いて読図で、先週よりも一歩踏み込んでGPSを一切使わずに「地形図の等高線を読み切る」というものです
等高線の微妙な屈曲が実際の現場の地形ではどうなっているのかを比較/参照しながら現在地を確定し登っていきます
自然物である山襞の一つ一つを感じながら登る行為は、自然が提供してくれている小さなシグナルを見過ごさない感性を磨くことにつながります
それは地形だけでなく、風に感じる温度差や湿り気だったり、雲の流れだったり、踏みしめる腐植土の感覚だったりします
山登りというものは「自然に対する感受性を高めていく行為」というのが私がガイド登山で伝えていきたいメインテーマの一つになっています

さて、
昨日まで猛暑日が連続している関東地方ですが、台風4号の影響により天候の潮目をむかえたようです

2022年7月2日土曜日

映画「峠」 それからワクチン4回目予診票など


連日にわたって猛暑日が続いています
素直ガイドは日大山岳部OBとプライベートで小川山へ行って昨夜遅くに帰宅しました
明日はガイドの仕事が入っているのですが、今日は空いています

優先度が最も高い都岳連関連の事務処理が山積みなので、プライベートで山に行くわけにはいきませんが、3時間程度ならば・・・と思い、幸子さんを映画に誘いました
元々は「トップガン」の予定でしたが、2~3日前にNHKで「峠」が映画化され、その主役俳優の役所広司さんが紹介されるという番組を見ました
若いころ読んだ司馬遼太郎「峠」の印象は強烈でしたから、「トップガン」から「峠」へ変更することを幸子さんに承諾してもらって今日、二人で観て来ました
映画を観ての感想は・・・・

2022年7月1日金曜日

「チコちゃんに叱られる」に小泉武栄氏が出演


テレビをつけっぱなしにしながらパソコンで各種資料を作成していたらNHKの人気番組「チコちゃんに叱られる」が放送されていた

その中で「森と林」の違いについてがテーマになっていた
パソコンの操作を止めてしばらく見ていると解答者として小泉武栄氏が出演していてびっくりした
半世紀も登山に熱中していると「自分はなぜ山に登り続けるのか」「山登りの本質とは何か」との問いが脳裏に浮かぶのは、ごく普通なことだと思う

小泉武栄氏の著書「登山の誕生 人はなぜ山に登るようになったのか」は一つのヒントを与えてくれる

2022年6月30日木曜日

「むじな」の赤ちゃん

 先日の西丹沢の「むじな」の赤ちゃんの動画ですが、素直ガイドが可愛らしいアングルで撮影してインスタグラムにアップしていたので、掲載します

下の画像をクリックしてください Instagramが開きます


それ以外の動画もいくつか掲載します

2022年6月26日日曜日

大失態の印西クラックと梅雨明けかも・・・など


スケジュール管理はGoogleカレンダーを使っていますが、今日は大失態をしでかしてしまいました
印西クラックに予約が入っており、それに対して承諾の返信をしてGoogleカレンダーに記載していたにも関わらず、忘れていたのです
今朝、いつもの通り長女を職場まで車で送り、いったん帰宅してから「ロキソニン錠剤」を買い求めて市内の薬局を数軒に渡って訪ね歩いていました 第一類医薬品である「ロキソニン錠剤」は薬剤師の勤務時間内でなければ販売してもらえず、その為市内の薬局をあれこれ廻っていたのです
そうしたところ見知らぬ方からの電話
「予約していたけれど印西クラックが開いていない」
との電話でした
大急ぎで印西クラックに向かったとしても40分はかかります
「40分待ってください」とは言ったものの、予約していただいたクライマーを40分も待たせるわけにはいきません ロッキー印西店に電話して解錠を特別に手配してもらうことにしました
私の立場上、様々なカテゴリーのスケジュールを把握しておく必要があります
代表的なものを列挙しただけでも次のようなものがありますが一度にはチェックしきれません
  • プライベート
  • モンターニュ
  • ガイド
  • 都岳連運営関連
  • プロガイド養成委員会
  • ハイマウンテンスクール
  • 印西クラック
  • 印西市フリークライミング協会
結局、ガイドと都岳連関連が優先され、相対的に印西クラックのチェックがおろそかになっていたのかもしれません

ボンボン ピンクー あけてくわたい

 

昨日の西丹沢マスキ嵐沢に一緒に行ったメンバーのHさんには1歳のお子さんがいるという
先日のZoomでの講習会でもお子さんを寝かしつける最中の開催だったので、消灯しながらの参加とのことでした
我が家の子育てや、孫のことを重ね合わせてシアワセな話だと思い頬が緩んでしまいました

所帯を持つ前までは電車の中などで幼児が泣き叫んでいるのを見ると迷惑だなぁと思っていました
核家族化が進行し、親類一族の幼児との接触が少なくなったことが影響しているのかもしれません
幼児と過ごす生活が長期にわたると、他人の子供でも可愛らしく感じてくるのは不思議です

2022年6月25日土曜日

初夏の西丹沢で「むじな」

権現山1,138m山頂にて

梅雨明けになるかもしれないと天気予報が報じるような週末を迎えました

素直ガイドと私を含めて5人で訪れたのは西丹沢マスキ嵐沢
毎年、このシーズンになるとここを登ります
今のところヒルの被害にはあっていません

遡行内容は河原歩きが少なく手頃な滝が連続して遡行者を飽きさせることがありません
更に花崗岩に似た白色の岩におおわれた谷は曇り空でも明るく開放的な印象を与えてくれます 源頭部の詰めも不快さはまったくなく、快適な遡行を楽しめます

この沢は流域面積が狭く、左岸の権現山南西尾根へのエスケープも容易です

2022年6月19日日曜日

初夏の八ヶ岳


この小屋に初めて泊ったのは1977年のゴールデンウィークのこと
それから冬にこの谷にしばらくの間、通った
所帯を持ってからも子供たちを連れて幾度となく訪れ天狗尾根などを登ったりした

この土日は6人パーティーでこの小屋に行ってきた
2011年以来の訪問だった
土曜日5時半に自宅を出て、9時半に集合場所の駐車場に到着
春蝉の大合唱の中を10時過ぎから歩き始めて14時に小屋にたどり着いた
私は小屋番として残り、他のメンバーは素直ガイドと共に明日の偵察に出発
小屋の中にはブリキ製の時計型ストーブがあるけれど煙突が詰まっているようで小屋の中に多量の煙が充満することになり諦めて消火した
6人で楽しい夕餉のひと時を過ごした
メニューは先月の鬼石沢で好評だったハンバーグを用意して、あとはオニオンスープ
そして千葉県香取郡多古町の皇室献上米を炊き上げたふっくらご飯
 

食後、シュラフにくるまって静かに目を閉じると沢の音にかき消されながらもかすかに鵺(ヌエ)の鳴き声が聞こえてくる
しばらくして雨音に気がついたが、夜半にはドアの隙間から月明りが小屋内に差し込み始めた
月光が小屋全体を照らしているようだ

翌朝、3時半起床でインスタントラーメンを食べて4時40分出発
今回の山行のチーフリーダーである素直ガイドにすべてお任せして、私は小屋番として残った 小屋内部のゴミ拾いやら掃除などをしてからマットに横になって目をつむる
自然音しか聞こえない世界